ネオスライダ(PTFE共析無電解ニッケル処理)
PTFE共析無電解ニッケル処理の特徴
水に対する接触角 : 約130°
- PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)共析量が20~25Vol%の無電解ニッケル被膜です。
- 低荷重下での耐摩耗性、摺動性に優れる。
- 非粘着性のため離型性、剥離性に優れる。
- 撥水性、撥油性に優れる。
- 環境規制(RoHS、PFOS規制)に対応した皮膜
皮膜中に鉛化合物及びPFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)に該当する界面活性剤を使用していません。
【耐摩耗性・摺動性】【滑り性】【自己潤滑性】【離型性・剥離性】
【撥水性・撥油性】【均一性】【密着性】【耐食性】【Pb・PFOAフリー】
【撥水性・撥油性】【均一性】【密着性】【耐食性】【Pb・PFOAフリー】
PTFE共析無電解ニッケル皮膜構造
RoHS・PFOA規制:被膜中に鉛化合物及びPFOA(パーフルオロオクタンスルホン酸)含有量は規制値以下
摩擦係数
被膜評価結果
接触角 | 約118° | |
被膜密度 | 6.7g/cm3 | |
耐熱温度 | 約350℃(PTEEの熱分解温度) | |
皮膜硬度 | 析出時 | Hv200~300 |
320℃、1hr熱処理 | Hv300~400 | |
静摩擦係数 | 0.11~0.22μs | |
動摩擦係数 | 0.05~0.08μk [垂直荷重:0.98N(100gf)、圧子:Φ10mmSUSボール] |
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耐摩耗量 | 10.1ds/mg [荷重:9.8N(1000gf)、研磨紙:#600、300往復] |
試作対応中
試作可能最大寸法 : 400×100×250(製品重量10kg以下)
※ご不明な点や試作内容についてのご相談はお気軽に。
技術問合せ先:株式会社熊防メタル 生産技術課